2018.05.18
ホームページのセキュリティに関するお知らせ

すでにメールでもお知らせしております、SSL(暗号化通信)に関する大切なお知らせです。
昔はお問い合わせフォームのあるページだけに設定すればよかったSSL。
時代は変わり、これからは全ページにSSLを対応させることが当たり前になります。
セキュリティのことだけでなく、SEOやアクセス解析、ページの表示スピードにも関連する常時SSL。
導入をご検討される方、疑問質問のある方も、お気軽にご相談くださいね。

7月から、SSLではないページに警告が出る!?

2018年7月、Google Chromeの新バージョン「Chrome68」がリリースされます。「Chrome68」では、http://から始まるすべてのページ、つまり、SSL化していないページに対し、「保護されていません」と日本語で警告を出すことが決まりました。

常時SSL化について

2016年末から、WebサイトにおけるSSL化(暗号化通信化)の流れが本格化しつつあるのをご存知でしょうか。SSLの見分け方
今までは、お問い合わせフォームだけに設定してあれば十分だったSSLを、トップページなど通常ページも含めWebサイトまるごとSSLにしようという動き(これを常時SSL化と呼びます)が主流となっています。そして、SSL化していないページに対し、警告を出す動きが各ブラウザで進んでいます。 実際に、どのような表示になっているのでしょうか。 ログインページを例にとり、ご説明いたします。

Firefox最新版(バージョン60)の場合

Chrome最新版(バージョン66)の場合

これらの警告は、ログインページだけでなくトップページなど全てのページに表示されます。

通常ページでもSSL化することに意味がある?

ログインページやお問い合わせフォームページでSSLが必要なのはわかりますが、ではなぜ通常のページでもSSLが必要なのでしょうか。昔にくらべ 驚くほど安価になったとはいえ、SSL化には、証明書費用などのコストがかかります。コストをかけてでも、常時SSL化を導入する必要はあるのでしょうか。

まず、検索エンジンのGoogleがWebサイトを利用する際の安全な接続について このように発表しています。

ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。

ウェブマスター向け公式ブログ 2014年8月7日木曜日の記事より
https://webmaster-ja.googleblog.com/2014/08/https-as-ranking-signal.html

また、検索エンジンのランキングを決める方法についても、SSL化されているページを優遇すると発表しています。

HTTPS をランキング シグナルに使用します
ウェブマスター向け公式ブログ 2014年8月7日木曜日の記事より
https://webmaster-ja.googleblog.com/2014/08/https-as-ranking-signal.html

常時SSL化のメリット・デメリット

セキュリティUPはもちろん、ご利用のサーバーにより表示が高速化される等のメリットもあります。スマートフォンなどモバイルでの閲覧が日常となったいま、表示速度はアクセスUPにおいても使い勝手においても、大切な要素のひとつです。

常時SSL化のメリット

  • Webサイトの信頼性が高まる。
  • 検索順位での優遇。
  • 中間者攻撃から盗聴・なりすましを防ぐ(認証レベルによる)
  • アクセス解析精度の向上
  • 表示速度の高速化

もちろん、デメリットもあります。しかし、ほぼコストに関するものといえるでしょう。

常時SSL化のデメリット

  • 運用コストの増加(証明書およびサーバ設定の費用)
  • 広告、アフィリエイトが対応していない場合、収入が減少

メリット・デメリットがありますが、なんといってもセキュリティを強化し、安心・安全な運用をしていくために、常時SSL化はこれからのスタンダードとなっていきます。

昔は高額だったSSL費用も、今では導入しやすい価格となっております。
お客様と、お客様のWebサイトを訪れる方のために、ぜひこの機会にご検討くださいませ。 詳細につきましては、各担当へお気軽にお問い合わせください!

/ ideacd_admin

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